【26日目】プログラミングの第一歩!Chromebookでできる簡単なコード体験

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【26日目】プログラミングの第一歩 アイキャッチ

「プログラミングってむずかしそう…」「自分じぶんにはできないかも…」そうおもっている先生せんせいはいませんか?じつは、プログラミングの基礎きそむずかしい数学すうがく英語えいごがわからなくてもはじめられます。そして2020ねんから小学校しょうがっこうでもプログラミング教育きょういく必修ひっしゅうになりました。Chromebookには無料むりょう使つかえるプログラミング学習がくしゅうツールがたくさんあります。今日きょう先生せんせいが「まず自分じぶん体験たいけんしてみる」ところからはじめられるツールを紹介しょうかいします!

【26日目】コード体験の流れ インフォグラフィック
目次

プログラミング教育きょういくってなにまなぶの?

プログラミング教育って何を学ぶの? インフォグラフィック

プログラミングでそだてる「論理的ろんりてき思考力しこうりょく

学校がっこうのプログラミング教育きょういく目的もくてきは、「プログラマーをそだてること」ではありません。目的もくてきは「論理的ろんりてきかんがえるちから」をそだてることです。「この結果けっかすためには、どんな順番じゅんばんで、どんな命令めいれいせばよいか?」をかんがえることが、プログラミング学習がくしゅう本質ほんしつです。

料理りょうりのレシピをかんがえるのも、遠足えんそく計画けいかくてるのも、「手順てじゅんかんがえる」という意味いみではおなじです。プログラミングは「コンピュータに手順てじゅんおしえる」という活動かつどうです。先生せんせいが「プログラミングてき思考しこう」を理解りかいしていると、算数さんすう理科りかなどほか教科きょうかのプログラミング授業じゅぎょう自信じしんってすすめられます。

ビジュアルプログラミングとテキストプログラミングのちが

プログラミングには「ビジュアルプログラミング」と「テキストプログラミング」の2種類しゅるいがあります。小学校しょうがっこうではおもに「ビジュアルプログラミング」を使つかいます。

ビジュアルプログラミングは「のようなブロックをわせて命令めいれいつくる」方法ほうほうです。英語えいごめなくても直感的ちょっかんてき使つかえます。代表的だいひょうてきなのが「Scratch(スクラッチ)」です。一方いっぽう、テキストプログラミングはPythonやJavaScriptのように文字もじでコードを方法ほうほうで、中学ちゅうがく以降いこうまなぶことがおおいです。

Scratchではじめるビジュアルプログラミング


Scratchで始めるビジュアルプログラミング インフォグラフィック

Scratchとは?使つかかた基本きほん

「Scratch(スクラッチ)」はMIT(マサチューセッツ工科大学こうかだいがく)が開発かいはつした無料むりょうのプログラミング学習がくしゅうツールで、Chromebookのブラウザから「scratch.mit.edu」にアクセスするだけで使つかえます。インストール不要ふようです。世界中せかいじゅうで1おくにん以上いじょう使つかっており、日本語にほんごにも対応たいおうしています。

Scratchの画面がめんは3つにかれています。①「ブロックパレット」:使つかえる命令めいれいブロックの一覧いちらん。②「コードエリア」:ブロックをならべてプログラムをつく場所ばしょ。③「ステージ」:プログラムの実行じっこう結果けっかえる場所ばしょ。ブロックをドラッグ&ドロップでわせるだけで、キャラクター(スプライト)をうごかしたり、おとしたりできます。

先生せんせい最初さいしょためしたい課題かだい

最初さいしょのおためしとして、キャラクターを10うごかして、「こんにちは」とわせる、という簡単かんたんなプログラムです。やりかたは:「みどりのフラグがされたとき」ブロックをき、「10うごかす」ブロックをつなげ、「こんにちはと2びょうう」ブロックをさらにつなげるだけです。みどりのフラグをクリックするとキャラクターがうごいて「こんにちは」と表示ひょうじされます。

れてきたら「ずっとかえす」「もし〜なら」などの制御せいぎょブロックに挑戦ちょうせんしてみましょう。自分じぶんでゲームをつくることもできます。Scratchの公式こうしきサイトにはチュートリアルが用意よういされているので、それに沿ってすすめるだけで基本きほんにつきます。

そのほか便利べんりなプログラミング学習がくしゅうツール


その他の便利なプログラミング学習ツール インフォグラフィック

code.org(コードドットオーグ)— てい学年がくねん

「code.org」は無料むりょうのプログラミング学習がくしゅうサイトで、Chromebookのブラウザから使つかえます。「アワーオブコード」とばれる1時間じかんでできる体験たいけんコースが人気にんきです。マインクラフトやスターウォーズのキャラクターが登場とうじょうするコースもあり、どもたちがたのしみながらプログラミングの基礎きそまなべます。

先生せんせいのアカウントをつくると生徒せいと進捗しんちょく管理かんりできます。てい学年がくねんでもたのしめるコンテンツが充実じゅうじつしており、文字もじめなくてもやアニメーションで理解りかいできる設計せっけいになっています。「総合的そうごうてき学習がくしゅう時間じかん」や「学活がっかつ」でのプログラミング体験たいけんとしてもおすすめです。

Google CS First(コンピュータサイエンス ファースト)

「Google CS First」はGoogleが提供ていきょうする無料むりょうのプログラミング教育きょういくプログラムです。Scratchをベースにしており、「スポーツ」「音楽おんがく」「芸術げいじゅつ」「ゲーム」など様々さまざまなテーマのコースがあります。先生せんせいよう授業じゅぎょう計画けいかく指導しどう資料しりょう用意よういされているので、プログラミング未経験みけいけん先生せんせいでも授業じゅぎょうすすめられます。

「この授業じゅぎょう担当たんとうするのが不安ふあん…」という先生せんせいとくにおすすめです。動画どうがおしえてくれる部分ぶぶんもあるので、先生せんせいはファシリテーター(進行しんこうやく)として生徒せいとをサポートするだけでOKという場面ばめんおおくあります。

Micro:bit(マイクロビット)との連携れんけい

もし学校がっこうに「Micro:bit(マイクロビット)」というちいさな電子でんし機器ききがある場合ばあい、Chromebookとわせてプログラミングができます。Micro:bitはイギリスで開発かいはつされた教育きょういくよう小型こがたコンピュータで、LEDで文字もじ表示ひょうじさせたり、温度おんどうごきを感知かんちさせたりできます。

Chromebookのブラウザから「makecode.microbit.org」にアクセスすると、ビジュアルプログラミングでMicro:bitに命令めいれいおくることができます。「実際じっさいのモノがうごく」という体験たいけん生徒せいと感動かんどうみ、プログラミングへの興味きょうみ大幅おおはばたかまります。

プログラミング授業じゅぎょうすすめるうえでのポイント


プログラミング授業を進める上でのポイント インフォグラフィック

先生せんせいがわからなくていい!「一緒いっしょかんがえる」スタンス

プログラミング授業じゅぎょう先生せんせいもっとこまるのは「生徒せいとかれたことにこたえられるか不安ふあん」というプレッシャーです。でも、プログラミングの授業じゅぎょうでは「先生せんせい全部ぜんぶわかっている」必要ひつようはありません。

先生せんせいもわからないから一緒いっしょかんがえよう」という姿勢しせいせることで、生徒せいとは「先生せんせいまなんでいる」「失敗しっぱいしてもいいんだ」ということをまなびます。これはとても大切たいせつな「まなびの姿勢しせい」です。プログラミングでは試行錯誤しこうさくごためして失敗しっぱいして改善かいぜんする)がもっと大切たいせつなプロセスです。

ほか教科きょうかわせたプログラミング授業じゅぎょうのアイデア

算数さんすうわせる:Scratchで「正多角形せいたかくけいえがく」プログラムをつくることで、「角度かくど」や「かえし」の概念がいねん体感たいかんできます。

音楽おんがくわせる:Scratchでおと順番じゅんばんらして「メロディ」をつく活動かつどうたのしくプログラミングをまなべます。

生活せいかつわせる:交通こうつう信号機しんごうき」「自動じどうドア」など身近みぢか機械きかいのしくみをプログラミングで再現さいげんするアイデアも人気にんきです。

今日きょうのまとめです。プログラミング教育きょういくは「コードをけるようになる」ことではなく、「論理的ろんりてき順序じゅんじょかんがえるちから」をそだてることが目的もくてきです。Scratch・code.org・Google CS Firstなど無料むりょうツールをChromebookで使つかえば、先生せんせい生徒せいとたのしくはじめられます。まずは先生せんせい自分じぶんでScratchをさわってみるところからはじめましょう!明日あしたは「図工ずこう音楽おんがくにも!Chromebookを使つかったクリエイティブな活動かつどう」をご紹介しょうかいします!


📚 小学生のためのクロームブック用語集

この回に出てくる新しい言葉の意味をまとめました。

言葉意味
プログラミングコンピューターにしてほしい動きを、順番に伝えることです。
コードコンピューターに命令を伝えるための言葉です。
命令コンピューターに「これをして」と伝える指示です。
順番命令をどの順で行うかという並びです。
デバッグうまく動かないところを見つけて直すことです。
実行作ったコードを動かしてみることです。

まとめ:まずは先生が触ってみることから始めよう

26日目では、Chromebookでできるプログラミング体験について紹介しました。プログラミング教育の目的は、難しいコードを覚えることだけではありません。順番を考える力、試して直す力、うまくいかない原因を見つける力を育てることが大切です。

Chromebookなら、Scratch、code.org、Google CS First、Micro:bitなどをブラウザから使いやすく、特別な高性能パソコンを用意しなくても学習を始められます。まずは先生自身が短い課題をひとつ試してみるだけで、授業での声かけや進め方がかなり見えやすくなります。

  • 最初はScratchでキャラクターを動かす
  • 慣れたら音や背景、繰り返しを加える
  • 授業では「正解を教える」より「一緒に考える」姿勢を大切にする
  • 算数・音楽・生活など、他教科と組み合わせると学びが広がる

プログラミングは、先生がすべてを完璧に理解してから始めるものではありません。生徒と一緒に試し、失敗し、直していく過程そのものが学びになります。次回は、Chromebookを使った図工や音楽などのクリエイティブな活動について紹介します。

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